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やりたいを形に

 早いもので金曜日です。ちょうど1週間前は園外保育に行っていたわけですから驚きです。

このままだと夏休みが終わるのもあっという間な気がするので、子ども達との一日一日を大切にしていきたいと思います。

 

 「興味関心のあることは何ですか?」「やってみたいことは何ですか?」「好きなことは何ですか?」

最近、このような質問をするんですが、ようやく子ども達から出てくるようになりました。

 

 高学年の子たちからの提案で、スライム作りをすることに決まりました。学童保育では定番の実験なんですが、初めてやる子もいて「気持ちいいー」「手がベタベター」って言いながら楽しんでいました。

 

 「先生、明日ホウ砂、忘れないでね!」と、紙きれに「ホウ砂」と書かれたものを手に貼られ、ついでにメモ用紙まで渡されて「忘れたらえらいことになる」ってプレッシャーを掛けられたのが昨日の話です。

 

 今日の準備も子ども達が率先してやってくれて、終了後の片付けも「私たちがやるって言ったんだから責任もって最後までやる」って頼もしい言葉も聞かれ・・・。

 

 保育者は、とかく「子ども達のために何かしてあげないと・・・。」って考えがちですが、それは上から目線の押し付けで、子ども達の中には興味関心のあることも、やってみたいことも、好きなこともちゃんとあるんだなって思います。保育者に出来ること・・・。それは安心できる環境・安全な環境を作ることくらいです。

子ども達の力には遠く及びません。