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信じて任せる

 3週目です。立秋を過ぎ、暦の上では秋に入りました。この時期、平和についても子ども達と共有しておきたかったので、原爆を投下された広島や長崎の位置、また終戦記念日についても触れてみました。しかし、反応は薄いですね。私自身も実感がわかないのに子ども達にとっては尚更ですよね・・・。戦争や平和についての伝え方も考えなくてはなりません。

 

 さて、Joy seedでは「当番」というものがありません。これは本人の意思に関係なくやらされるものなので・・・。学校なら「今日は当番だから頑張るぞ!」というような子もいるだろうし、反対に「いやだなぁ・・・」と思いながらも渋々やっている子もいるでしょう。「やりたくない」と意思表示してるのにも関わらず「当番だからやりなさい」って言うのもどうかと思うのです。

 

 「やりたい子がいなかったら職員がやればいいや」って思いつつ「○○やってくれる人いますかぁ?」って、呼び掛けると必ず「やりたい!」っていう子たちが集まってきます。素晴らしいですよね。Joy seedの宝物は子ども達です。では、「やりたい!」って思わない子はずっとやらなくてもいいのでしょうか?そんなことはありません。時期が来たらやってくれるはずです。それまで「信じて待つ」この気持ちで接していきます。

 

 狭いキッチンですが、今日もお椀洗いと洗ったお椀を食器乾燥機にかけるお仕事をやってくれました。多少上手くいかなくても、「やろう」とする気持ちが嬉しいです。任せたからには、「もうちょっとこうやってくれるといいのになぁ・・・。」って思うこともあるけれど、言わずに「ありがとう!」です。