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子どもと高齢者の交流

 今日で前半戦が終了しました。12日(金)と15日(月)は閉所日、16日(火)・17日(水)は、特別保育期間とさせて頂きます。保護者の方々もお盆休みはゆっくりとお過ごし下さい。

 

 昨日の新聞に浜松市で行われている「介護TERAKOYA(てらこや)」の記事が掲載されていました。簡単に説明すると高齢者施設で小学生の預かりをする事業で、我が子の預け先に困っている介護職員が休まず働ける環境作りと学生たちが介護現場での体験を通して介護職の仕事を知ることが出来る仕組みです。

 

 以前、私が働いていた職場にもデイサービスがあって園児や小学生が高齢者と一緒に触れあっていました。

おじいちゃんもおばあちゃんも孫のように可愛がってくれて涙を流す方までいらっしゃったりして・・・。お年寄りと子どもでペアを作ると、次回会う時にはプレゼントをくれたりしてお互いに交流を楽しんでいました。

 

核家族化が進み祖父母とのかかわりも少なくなる中で、このような経験は子ども達にとっても有意義なことは間違いありません。

 

 今日は、おやつ後にこの話をして子ども達の意見を聞いてみると、「子どもの世界が作れなくなりそう」「騒ぐことが出来ないじゃん」「ケガさせたらいけないのでこわい」等が挙がりました。率直な意見ありがとうです。自分の思ったことを言葉で伝えられるって素晴らしい。「意見を否定されない環境がなければこのようなことばは出てこないようなぁ・・・」と素直に感心しちゃいました。(汗)

 

 確かに転倒させたら大変ですし、お年寄りは大声が苦手です。いろいろな方がいらっしゃるので接し方も考えなきゃいけないし・・・子どもながらに分かっているんですね。園児の頃から交流を重ね、お年寄りと会話したり遊んだりする経験があればきっと高齢者に対する理解も進むんだろうなと思います。法人内には「シオンの家」というデイサービスセンターがあります。子ども達と訪れることが出来る日が来るといいなぁ。