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歩くということ

 夏祭りの翌日で少し思い思いに過ごしたい様子の子ども達、しかし保育者側は最終日のお別れ会の企画と2学期の対応で大忙しです。今日は、お別れ会について話をしても子ども達の反応は薄くて・・・。企画について意欲的なのはMさんのみでした。一緒に考えて、子ども達から出た「リレーをやりたい」「障害物競争がしたい」を軸に練ってみました。ちなみに、「もしかしたら、みんなお別れしたくないのでは!?」と思って聞いてみると、案の定そのような声も聞かれて「2学期いってらっしゃい会にしよう!」Hくん。「永遠の別れになっちゃいけないので前向きな会にしたいね!」ってことで落ち着きました。

 

 さて、2学期が迫る中、今日は磐田北小まで往復歩いて通学路の確認をしました。事前に徒歩通学のメリット・デメリットについて伝え、半分冗談を入れながらも、ポイントを押さえて伝えました。

 

 安全上・防犯上のリスクが高まる中、保護者の皆さんも「歩かせる」ことに不安を抱いています。入所の説明会でも丁寧にお話させて頂いたつもりですが、どれだけ伝えても私達保育者も心配でなりません。子ども達の安全意識を信じてJoy seedと家庭が連携を図りながら見守っていきましょうね。

 

 「歩く」ということは、総合的にみても子どもの成長・発達に良い影響をもたらします。徒歩だからこそ気付くことがあり、その話題で友だちとの会話も弾みます。学年が上がるにつれ、その会話もゲームのことや学校生活のことなど多岐に渡り友だちとの絆を深めます。道草は決して無駄なことではありません。子どもにとって大切な時間であり、貴重な経験の機会であることを抑えておきたいと思います。