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お弁当の日

 学校休業日の今日は、12名の子ども達が来ました。夏休み以来の子もいて、また夏休みに逆戻りしたかのように思えてきます。休業日ではなかった学校に迎えに行っている間に、お店屋さんが出来上がっていました。学童は、小学校のように評価をしません。だから自由な発想でくつろぎながら過ごせているのでしょう。

 

 さて、今日はお弁当の用意ありがとうございました。朝早くからのお弁当作りが大変なのは承知しています。それでもお願いするのは次の理由からです。

 

 Bくんがお昼にこんなことを言いました。「僕は家にいたかったのに、学童に行くよう言われた・・・。」

「学校が休みなので家にいたい」これが正直な気持ちなのです。しかし、両親が共働きで祖父母の協力も難しい、留守番させるのも心配だ・・・これらの理由から学童に行かせざる得ないのです。子どもながらに自分自身が置かれている環境も理解し、いろいろな気持ちを抱えながら学童にやってきます。そんな我が子に、「あなたの好きなおかずを入れておくでね」って愛情いっぱいのお弁当で送り出して欲しいのです。

 

 保護者の皆さんのことを思えば給食を出すのが良いのですが、子どもの気持ちも考えるとそれは出来ないのです。10月には、運動会の振替休日があります。お弁当をお願いするのか、それともどこかへ出掛けて食べてくるのか、新たに出来た唐揚げ店のお弁当を注文するのか、また考えていきますね。