お花の思い出

　私が子どもの頃は、どの家にもお花が咲いていて、新聞紙にくるんだ花束を学校へ持って行くと、「ありがとう」って担任の先生が受け取って花瓶にいけて飾ってくれていました。持っていくのは恥ずかしいけれど、感謝の言葉にちょっと優越感を感じられる出来事でした。

　お花屋さんを営む保護者の方にお願いして、いつもお花が身近にある環境にしたいと思っています。お花があるだけで心が穏やかになるし、感性を豊かにしてくれるように思います。

　スタッフが「このお花、マリーゴールドって言うんだよ！」って話したら、「えっ？これがあのマリーゴールド？」って近くに寄って観察を始めたＨくん、「♪むぎわらの～」ってあいみょんのヒット曲を口ずさんでいました。今日は、その曲を流しながらおやつを食べた子ども達です。

　午後から安倍元総理の国葬が行われました。賛成か反対かのアンケートでは、約6割が反対との結果にも関わらず準備が進められ今日を迎えました。いろいろな意見があっていいと思います。それぞれの意見を十分に聞くことと丁寧な説明をして欲しかった。社会全体、意見を交わすとか意見を聴くってことが不十分な気がします。子どもに対しても同様で、子どもの声にならない声に大人の私たちはどれくらい聴けてるのかなって思います・・・。