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宿題について思うこと

 今日も子ども達の多くは、自主的に宿題に取り組んでいましたが、中には「家でやる」と言ってやらない子も見られます。「家でやる」と言われると、支援員的には「帰ってからだと疲れてやれないんじゃないか・・・」とか「おうちの方はどう思うかなぁ・・・」とかいろんな思いがよぎってきます。子ども達が帰宅時には「どうか怒られませんように・・・。」と願わずにはいられません。

 

 Joy seedとしては、「学習は大切にしたいし、ここで宿題を終わらせることが本人にとってもいいに決まってる」と考えます。但し、本人の気持ちが学習に向いていることが前提です。自主的に行えないのには、その子なりの理由があります。心が落ち着かない、放課後はたくさん遊びたい、5分で終わるから家に帰ってもできる、分からないのでやれない・・・。これらの理由を無視して「宿題なんだからやりなさい」とは言えません。

 

 あまり宿題をやらない子には、おやつ後に「今からどうする?宿題する?遊ぶ?」と聞いています。「遊ぶ」を選択した子には、しばらく遊んだ後に「もうすぐお迎えになるけど宿題やらなくても大丈夫?」ともう一度聞きます。このやりとりは、宿題以上に大切だと思っています。

 

 「宿題」について皆さんはどうお考えでしょうか?みんな学力が違うのに、一律に同じ宿題を課すことに果たして何の意味があるのでしょう??学校のことは、学校で完結してくれると救われる子どもや大人がたくさんいるのではないでしょうか・・・。学童保育は、学校でも塾でもありません。