昨日の学校給食に「サンマが出た」という会話からこども新聞に掲載された記事を見せました。
そこには、生物学上の「サンマ」について、私達の暮らしとサンマについて、サンマの生態等詳しく載っていたんですが、漁獲量が激減していることについても書かれていました。その原因の1つが黒潮との関係です。サンマは、黒潮周辺で育ち黒潮の流れと共に北上し日本近海を泳いでいるようです。それが温暖化の影響により黒潮が蛇行し日本から離れた海域を進むことで漁獲量の減少につながっていたり、沿岸になることでサンマが好むエサが少なくなり痩せたサンマが増えたりしているんです。
2年生のHくんに聞いてみました。
支援員「黒潮が日本から離れていってるんだって。海の温度が高くなっているんだけど、どうしたらいい?」
Hくん「うーん、氷をたくさん入れて冷たくしたらどう?」
4年生のSくんにも聞いてみました。
支援員「日本の近くだとサンマのエサが豊富なんだけど、遠くなるとエサが少なくて痩せたサンマになっちゃうん
だって!どうしたら、太ったサンマがたくさん捕れるかねぇ?」
Sくん「サンマのエサを日本の近くにまいて集めたらいいんじゃないの~?」
黒潮の蛇行と温暖化の関係性については、様々な研究が行われていますが、これを理解して子どもに説明するのはちょっと難しいですね。まずは支援員が勉強しなきゃなぁ・・・。
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