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先か後か・・・

 3年生たちが夕方、日が長くなったことに気付きました。季節の移り変わりを感じているのですね。

最近、女の子たちを中心に縄跳びをやっている姿が目立ちます。Joy seedの縄跳びは短いものだったので、新しい縄跳びを購入しました。子どもの興味が高まっている時に用意してあげる。これが満足度を高めるコツです。たくさん飛ぶと上手になるね!

 

 「宿題」の話になります。Joy seedでは、宿題の時間は自分で決めます。「ここでやるのか、やらないのか?」「どれだけやるのか?」「何時から始めるのか?」下校後、おやつの時間も考慮し、自分がやりたい遊びとを天秤にかけて決めるのです。強制的に「今は宿題をする時間」とした方がスタッフも楽ですし、保護者の方々も家庭で見てあげる手間が省けていいのですが、子どもには子どもの気持ちがあるのです。その日のコンディションも学習を左右しますし。いっそのこと、「学校が宿題を出さなければいいのに・・・」って思います。どういうわけか、「学童保育=宿題をやるところ」って図式が社会に浸透してしまっていて、何とか払拭したいのですが・・・。その根底には、「学童保育は放課後の時間を有意義に過ごす場」という考え方があります。子どもにとっても自分で決めた選択に責任を持たねばなりません。この「自分のことは自分で決める」「責任をもつ」ということがこれからの人生においてとても意味のあることだと思います。

 

 子ども達は何となく理解していてもなかなか出来ません・・・。気持ちと行動が一致せず家庭に帰ったら疲れてしまって渋々宿題に取り組む子もいます。でも、その失敗を繰り返しながら出来るようになっていくのを応援したいなって思います。

 

 ある子がこんなことを言ってました。「なりたいものになるためには、先に勉強しないとなれないよ」ってね。

いろいろ考えさせられました・・・。